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徒然DIARY

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いい湯だな~・会津巡礼レポ(その3)

旅の疲れが出たのか熱が出てしまい、昨日の午後レポその2をUPした後、寝込んでしまいました。無理がきかない年令なのだな~

前日の続き。

降り続いていた雪も朝にはやんでいました。朝寝・朝酒はともかく朝湯は必須だろ!てなわけで、朝食の前にゆっくり温泉に。旅ならではの贅沢を満喫。でも寒すぎて露天には行けなかった・・・
お部屋で朝食をいただき、早めにチェックアウトして昨日行けなかった武家屋敷に行かなきゃな~ その前に今回この宿に来た目的、土方歳三が傷をいやしたという温泉を見学させてもらわねば。

宿の方にお願いして説明を受ける。それによると、足を怪我した副長は、何人かの助けを借りながら山周りで降りてきたらしい(道路が開通したのは明治18年ごろなので)。古文書や当時の人の日記などに複数の目撃証言や記述があり、歴史館かなにかで検証してもらって、間違いないということになったそうです。
冬場は屋根の雪やツララが危険なので、見学も注意しながら・・・

副長戦傷湯治の湯

これまた偶然なのですが、このとき説明をしてくださった方は会津東山温泉 不動滝にお勤め(というかご実家?)の、「會津新選組同好会」の局長さんだったのです。さっきHPを見てきたら、HP内の「猿の湯ブログ」で、吹雪の中、気合でだんだらはっぴを着ていました・・・寒いだろうな~ 今年の会津は地元の人も驚くほどの大雪なんだとか。

話題の「組!!」での温泉シーンのことについてふってみましたら、この方は「組!!」時代考証家と知り合いだそうで、「会津は土方にとって『心の分岐点』になった場所だから、ぜひ描いて欲しいと思ってるんですけどね~」と強烈にプッシュした、と言ってました。(温泉シーンのことばかり言ってて変態だと思われたらヤダわ・・・)
ちなみに、この旅館の壁に描かれた副長の肖像は、今年の4月に画家がふらりとやってきて描かせてくれ、ということで描いてもらったものだそうですよ。
いろいろと貴重なお話を伺い、その方に武家屋敷まで送っていただきました。別れ際、「武家屋敷に佐々木只三郎の墓があるからぜひご覧になってくださいね~」と言われました。佐々木様は元々会津の方らしいです。



会津武家屋敷。10年位前に来たときにはなかったと思うが、道を隔てて目の前にラブホテルが。あまりのギャップに唖然。
やはり昔の人は背が小さかったのだな。天井は低いし、お部屋も小さく感じた。3人のうち、私ともう一人(前日局長のお墓まで先頭を行った人)は身長が165センチ以上あるので、廊下のところどころにあるかもいに、何度も頭をぶつけそうになってしまった(島田魁@照英)
佐々木様のお墓はこれまた誰も行かないようなトコにありまして、友人には悪いので先にお土産やサンに行ってもらって、ひとりでお参りしてきました。

「はいからさん」という市内周遊バスに乗って若松駅に戻る。そのまま乗っても次の目的地には行けたけど、その後鶴ヶ城へ行くちょうどいい乗継が期待できないのでここからタクシー。
終生会津に寄り添って生きた斉藤一が眠る阿弥陀寺へ。ここも参る人はほとんどいない様子で、境内には雪が積もったままでした。さびしいものですね・・・

最後の見学地、鶴ヶ城。お堀をはさんでまたもやラブホ出現。学校もたくさん近くにある文教地区だというのに、いいんですかね~
白く輝く雪化粧の鶴ヶ城、美しく雄大でした。お城の中は最近リニューアルされたそうです。

鶴ヶ城

お城近くの会津葵・シルクロード文明館で炭焼き焙煎コーヒーをいただく。おいしかった~
ここではお土産のお菓子も買いました。

晴れてはいたけど市内の道は雪が多いので、若松駅までのバスが遅れて、予定の高速バスに間に合わない・・・と思ったらそちらも遅れていたようです。何とか間に合っていわきに向け出発。さらば会津よ~
ホントはもっと行きたいトコもあったけど、団体行動?ではわがままばかり言うわけに行かない(もう相当言ってるってハナシあり?)ので、またの機会に・・・
今度は雪のない季節に、母成峠などに行ってみようと思います。

そんなわけで、恒例の珍道中も無事に終わりました。ここには出てこない爆笑エピソードなどもたくさんあるのですが、とても書ききれないし、内輪ネタなのでやめときます(笑)
その2のレポに力を注ぎすぎ、その3はかなりあっさりとしてしまいました(汗)
明日は大晦日、掃除をしなければ・・・


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